株価は株式を発行している企業にさまざまな影響を与えます。株価の上昇は経営の安定につながりますし、下がれば資金調達などが困難になります。そんな株価と企業の関係を紹介したいと思います。

新日本製鉄住金とグローブライドの株価

新日本製鉄住金の株価は下げ基調の中で25日移動平均線にぶつかると跳ね返される動きを続けていることから、売り圧力が大きいことがわかります。2012年の合併後から乱高下を繰り返しつつも下げに向かっていますが、業績そのものは好調です。この新日本製鉄住金の動きはテクニカル的な要因が背景にあると見られることから仕掛けるのは難しい状況ですが、PERが1倍を割り込んでいることから割安感による買い注文も見られるようになっています。長期的には買い安心感があるので、少しずつポジションを増やすには絶好の機会とも考えられます。慎重に行うのであれば、75日移動平均線を上へ抜いてからでも良いと考えられますが、これまでの株価の動きから短期的な取り引きを行う場合には敬遠するスタンスも見られます。新日本製鉄住金はどのような立場を取るかによって戦略が変わる銘柄となります。一方でグローブライドの株価の動きを見ると、下げ基調から上昇に転じているとの見方もできます。25日移動平均線を上に抜いてきているので、このまま75日移動平均線も抜くことになれば、強い上昇につながると考えられます。グローブライドは業績も順調に推移していますし、配当利回りも2%を超えているので長期的に保有するには魅力ある銘柄と言えます。出来高も多いのでポジションの操作は非常に行いやすい銘柄と言えます。ただしこのグローブライドには利益確定の売り注文もまだ多く残っているので、これをどう消化するかによって今後の展開は左右されるものと考えられます。勢いを伴って売り注文を消化するようであれば、強い上昇基調に乗ることも十分に考えられます。あるいは売りに押される場面があればしばらく軟調な動きとなるとも見ることができます。